顔の見える一貫生産でおつくりします。

カシミヤを熟知してる私たちだからできること。

私たちは草原から、明確なトレーサビリティ(原材料から生産の 工程まで追跡が可能な事)を築くことで高品質でありながら適正 な価格のカシミヤをお届けする事ができます。

日本企画のスタッフはカシミヤ素材を熟知し、内モンゴル自社工場の背景や製造状況を把握しながらおつくりします。 OEM/ODM では、お客様の目指す商品ターゲットをお伺いし、最も適した糸番手、組織、仕上げ法・コストを今までの経験からベ ストな方法でご提案いたします。

例えば敏感肌のお悩みを解決したいお客様の為には、少し肉厚の糸番手をお勧めしました。縮絨でやわらかくしっとりとした風合いに仕上げ、また重みを出すことで静電気もおこりにくく髪にもお肌にもやさしくなります。

持っている知識を惜しみなくお伝えし、お客様の要望にコミットすることは私たちにとっての目標であり喜びです。 他にはない、私たちのカシミヤについての知識や熱量を活かした商品をご提案いたします

■ 良くある質問

Q︓何枚からオーダー可能ですか︖
紡績される場合はミニマム30 キロ~ / 色 対応可能です。
Q︓納期にどれくらいかかりますか︖
その時の工場の混雑状況により異なります。 通常工程はファーストサンプル→ビーカーチェック(展示会サンプル)→量産指示/ 量産オーダーになります。 最短での目安は、量産オーダー頂いてから紡績に1 ケ月/ 生産で1 ケ月、合計2 ケ月となります。
Q: どんな商品がつくれますか︖
私たちの扱う商品は、織のストールやマフラー、編み物のニットです。 インクジェットプリントや二次加工の刺繍なども可能です。

私たちの内モンゴル自社工場について

私たちの内モンゴルにある自社工場(NORTH PEACE TEXTILE.Inc) では約600 名が働いています。 牧民から受け取った カシミヤを整毛し、染色・* 紡績・製造そして最後の仕上げから検品を 一貫で行っています。(* 紡績=紡毛糸が自社対応) 顔の見える生産背景と健全なトレーサビリティにコミットします。

The PROCESS

整毛︓自社工場内にてカシミヤの選別
採取時のごみや埃などを取り除いた後、剛毛とうぶ毛の選別・ホワイトカシミヤ、グレーカシミヤに選別、さらに長さ、太さによって区別していきます。カシミヤは繊細な素材な為、温度・湿度を全自動コントロールするミスト完備で工場内の環境管理を行っています

染色︓わた染・糸染
調合データーを元に実際に染める染色の窯です。2018 年に新しい窯に交換されました。 工場では洗浄・染色等に使用する水を管理しており、不純物を取り除きカシミヤの染色に適した水質にする事で、美しい発色に染める事を可能にしています。 環境に配慮し水資源の消費が低減される方法を指標にしています。

紡績︓紡毛糸
わた染したものを紡績機にかけスライバーを作っていきます。何度も原毛を梳いては整え、シート状にして重ね合わせを繰り返していきます。細いテープ状になったスライバーはまだ、強度が弱く撚りをかけていく(撚糸)ことで糸状になり、織ったり編んだりする事ができる強度にしていきます。空気を含んだやわらかな紡毛糸になります。 注文を受けてからの紡績致しますので、製品に合わせて、糸の太さや撚糸回転数等の調節も可能です。

織付け︓ストール
織物の場合はまず、経糸を機械にかける作業から始まります。織幅分の本数を人の手で1 本1 本通して機械にセッティングされます。緯糸を飛ばして織られていく際に機械音が大きいので、健康の為、作業中は耳を守るための耳栓、埃を吸わないようにマスクをつけるようにしています。帽子には2 つの役割があり、機械に巻き込まれないようにする安全の為と、商品に頭髪が混ざる事を防止しています。 カシミヤは他素材よりも柔らかさが高いため糸が切れやすく繊細です。 取扱いになれた熟練工がいることで商品の質を高めます。

編立て︓ニット
工場では12G をメインに3G・5G・7G・16G のコンピューター編機を揃えています。 プログラムを作成し編機にデーターを落とし込みます。 実際の編地を試編み、風合いをチェックしイメージ通りに仕上がるように技術者が調整をかけてから本編みを進行する事で精度の高い商品になります。 縮絨の仕上げもお客様のお好みに合わせて調整いたします。

検品︓
仕上がった商品は1 枚1 枚、サイズ通りに上がっているか、傷がないか、付属の間違ったものや付け忘れが無いか、細かく検品します。 やわらかい素材でデザインの違いが出るアパレル商品は人の目で確かめるしか検品ができません。最後に検針器を通し、厳密に仕分けをされ出荷に向けて箱詰めされます。